本日1月31日レーザーテックの第二四半期の決算が発表されました。この決算内容について簡単にまとめてみましたので今後のトレードの参考にしていただければ幸いです。
決算内容について
それでは早速決算内容について触れていきましょう。
今回発表された10-12月期の数字に関してですが
売上高 ： 29,377百万円 前年同期比+5.6%
営業利益 ： 9,616百万円 前年同期比-10.8%
経常利益 ： 8,870百万円 前年同期比-19.2%
純利益 ： 6,851百万円 前年同期比-16.1%
7-12月の第2四半期累計進捗率が43.1％となっております。こちらの数字はコンセンサスの数字を18%ほど下回る数字となっております。
また、同時に発表されました今期の業績予想に関しては、受注高のみ12,000百万円ほど下方修正されました。
受注高について
画像はレーザーテックの決算説明資料のもになります。
受注高と受注残の数字はレーザーテックの決算を見るうえで一番大事な数字だと私は思っています。
今回の数字を見ていただくと、受注高943億円、受注残が4,084億円となっております。
去年の上期と比べると、受注高に関してはマイナスになっております。（約-50%）
では、その分受注残が伸びているかといわれると、そこまで伸びてはおりません。（約47％）
ちなみに去年とおととしを比べると受注高は3倍、受注残は2.3倍ですので、数字的には伸びていますが、鈍化していることがわかると思います。
受注高と受注残の下方修正も、レーザーテックの決算資料の通りとなっています。
今後の値動きに関して
それでは、明日以降の値動きはどうなってくるのか考察してみましょう。
PTS（夜間取引）を確認すると19時時点では約5％ほど下落しています。
とはいってもPTSは出来高が少なく、大きく乱高下するのでそこまで参考にはなりません。
チャートのほうを確認してみましょう。
チャートを確認すると25MAが24,270円近辺にありますのでいったんはそのあたりで反発すんるのではないかと思っています。
ですが、このあたりあまり出来高がなさそうですので、75MAの23,700円を割れると22,000円まで下落する可能性がありますので、注意が必要です。
また、2月1日にはFOMCも控えておりますのでスイングや長期で考えてる方はよく考えて売買しましょう。
まとめ
今回の決算では、売上高はかろうじて伸びていたが、以前ほどの伸びはなく鈍化してきているというのが正直な印象です。上半期だけでみるとまだまだ問題なさそうに見えますが、進捗率も43%と50%以下の状況を考えると、下期の数字がとても重要になってくるのではないかと思っています。
また、今回の決算で大きく下落して寄り付くことは、避けられなさそうです。FOMCも控えておりますので余力のない方、自信のない方は一度ポジションを整理するのもいいかもしれませんね。
明日は決算後ということもあり出来高も上昇しボラティリティの高い相場になると思います。
デイトレするには面白い銘柄になるかと思います。
しっかり損切のラインを決めたうえでトレードで利益狙っていきましょう。
最後になりましたが、投資は自己責任ですので生活に支障の出ない範囲で行いましょう。
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