株初心者必見 移動平均線の使い方

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みなさんはチャートを見る際オシレーターや平均線を引いていますか?

オシレーター?平均線?という株初心者の方のために今回は移動平均線とはいったい何者なのか詳しく説明していこうと思います。

移動平均線とはロウソク足に絡むように描かれている線です。これは指定した期間の平均値をつないだ折れ線グラフのようなものです。基本的に線は3本で短期・中期・長期で引かれることが多いです。

よく使用される期間としては25日・50日・75日・200日など設定して使われることが多いです。

それでは、この線を見ることで何がわかるのでしょうか?

トレンドを把握する

移動平均線を見ることで、今が上昇トレンドなのか下降トレンドなのか判断することができます。

チャートが移動平均線より上にあれば上昇トレンド、下にあれば下降トレンドと判断することができます。また移動平均線の向きも重要です。移動平均線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドと判断できます。

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ロウソク足に沿うようにひかれている3つの線が移動平均線です。緑の線が25日線(短期)、赤の線が75日線(中期)、青の線が200日線(長期)になります。

分かりやすいところを水色の丸で囲ってみました。まず、10/5付近のところを見てみましょう。赤の75日線で何度も反発しています。ここで75日線がサポートラインとして機能していることがわかります。

次の水色の箇所を見てみましょう。11/26日以降は緑の25日線で反発しているのがわかると思います。

移動平均線は下落時にサポートラインと呼ばれる下落の目処になります。もちろん毎回平均線にタッチしたから反発するとは限りません。あくまでも目安にしかなりません。そこだけは注意してください。

逆に下落から上昇時に平均線にタッチする際はレジスタンス線(抵抗線)として上昇の妨げになります。

また、サポートラインや抵抗線をブレイクするには大きな出来高が必要になることが多いです。そのためサポートラインが下に割れてしまった、レジスタンス線を上にブレイクした時は値が大きく動くことが多いです。

ゴールデンクロスとデッドクロス

日経平均株価

短期の移動平均線が長期の線を下から上に交差することをゴールデンクロス(水色)

短期の移動平均線が長期の線を上から下に交差することをデッドクロスといいます(赤色)

ゴールデンクロスは上昇入りのシグナルになります。

デッドクロスは下落のシグナルになります。

こちらもゴールデンクロスが出たから必ず上昇する、デッドクロスだから必ず下落するということはありません。あくまでもこちらも参考程度に使っていただければと思います。

相場は基本トレンドフォローがセオリーです。移動平均線をうまく利用してトレンドを把握して投資しましょう。

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